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奥田元宋・小由女美術館-満月楽しむ 山の龍宮城・三次の宝(2)

「日本で一番月が美しく見える美術館」

三次出身の日本画家・奥田元宋と人形作家・奥田小由女夫婦の名が付いた奥田元宋・小由女美術館は「日本で一番、月が美しく見える美術館」。

元宋作品の重要なモチーフである月にちなみ、実際の月を美しく見せるようロビーを設計、ロビー前は一面に水を張り月が映える。満月の夜には日展特選の「待月」を再現する観月イベントを開催。3、9月は正面の山の背後から昇る月をロビーから観賞できる。全国初の試みとなる「十五夜時間」を設定し、満月の日は特別に21時まで開館時間を延長してコンサートなどのイベントを開いている。

館内では元宋の日本画、小由女の人形などの常設展示のほか、各種企画展を実施している。今年は開館10周年、中国やまなみ街道全通を記念し、6月7日まで風景画の巨匠「川合玉堂展」、7月1日―8月23日には「島田ゆか絵本原画展(仮称)」、9月5日―10月21日には「ゴーギャンとポン=タヴァンの画家たち展」などを予定。

奥田元宋・小由女美術館

美しい作品に目を奪われる

三次産の創作メニューが味わえるレストラン、茶室、ライブラリーも併設しており、ゆっくりと芸術に触れる時間を過ごせる。

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