観光業界専門紙「トラベルニュースat」おすすめ国内魅力再発見の旅

16年に土佐清水近隣で2観光博(1) 奥四万十博

食の祭典や四万十川体験

高知県中西部に位置する高幡広域エリアの5市町で2016年4月10日―12月25日、大型観光イベント「奥四万十博」が開かれる。四国の屋根・四国カルストから黒潮が流れる太平洋へ、そして清流・四万十川が流れる大自然が広がるエリアの魅力を感じる旅を、多彩なイベントや体験プログラムを通して提供する。

高幡広域エリアは須崎市、中土佐町、四万十町、津野町、梼原町で構成。山、海、川の豊かな自然と、地域固有の食や歴史など風土が息づく雄大なエリアだ。同博ではこの魅力をまとめて発信、癒し溢れる「すっぴんデトックス」の旅の提供を標ぼうしている。

四万十川

清流・四万十川が流れる
癒しの風土を体感する

イベントは「食」にスポット。5月中旬には中土佐町で「かつお祭」が開かれる。今年で27回目の人気企画で、提供されるカツオは2トンにもおよぶ。これを藁焼きなど様々な料理にして味わう豪快なイベントだ。

須崎市では8月下旬―9月上旬に「新子まつり」。ソウダガツオの幼魚を刺身で味わえる。四万十町では8月下旬にアユの塩焼きと伝統漁法「火振り漁」の実演が楽しめる「四万十大正あゆまつり」、梼原町では9月下旬に土佐牛など高知と愛媛の食が集結する「ゆすはらグルメまつり」が開かれる。

体験プログラムは自然がいっぱい。四万十川でのラフティング、カヌー体験や舟下りは、日本最後の清流を肌で感じる機会。中土佐町では上ノ加江漁協での漁業体験と久礼のまち歩きが土佐の漁師の心意気を伝える。梼原町では「脱藩の道ウオーク」で龍馬気分に、津野町では「天狗高原セラピーロード」散策で癒しを感じよう。

エリア内を走るJR四国の観光列車も自慢の1つ。「鉄道ホビートレイン」「海洋堂ホビートレイン」「しまんトロッコ」の予土線3兄弟に乗って四万十川の旅情を感じる旅もいい。

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