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京都・岡崎 十石舟で疏水桜回廊を行く

さくら・わかば回廊十石舟めぐり 訪日客対応も

京都市の春を彩る「岡崎さくら・わかば回廊十石舟めぐり」。2003年からスタートしたこの企画も今や京都の春の定番として定着、今年は3月26日―5月6日に運航される。

主催は京都府旅行業協同組合(京旅協)や京都市でつくる岡崎桜回廊十石舟めぐり実行委員会。南禅寺船溜り乗船場から夷川ダムまでの琵琶湖疏水を往復3キロ、平安神宮を横目に桜はもちろん、桜の後の新緑など春の季節感をいっぱいに感じながらの約25分の船旅だ。

運航は9時30分―16時30分で、15分ごとに出発。繁忙期は8時30分―17時30分に延長する。料金は大人1千円、小人500円、幼児300円。

十石舟めぐり

疏水を進む十石舟。
桜はもちろん新緑の時期も見応え十分

疏水沿いの“桜回廊”がライトアップされるのに伴い、3月27日―4月12日までは夜間運行も実施。運航時間を20時30分まで延長し、夜桜に彩られた京都の春の夜の風情を楽しんでもらう。

また、十石舟めぐりと周辺散策を組み合わせた観光ウオーキングプランも設定。東山・祇園、南禅寺・哲学の道、岡崎から祇園の3コースがあり、いずれも京都検定一級合格者のボランティアガイドが案内してくれる。東山エリアでは英語対応も可能で、訪日客対応も整えた。

実施はいずれも十石舟めぐり運航期間中で、所要時間・料金は東山・祇園が約4時間・大人3500円(お茶席代付き)、南禅寺、岡崎―祇園が約2時間30分・同2300円。

十石舟めぐりでは昨年からウェブ予約システムを導入し、約4600人が利用。今年からは英語版フォームを追加した。さらに英語・中国語版チラシも用意するなど訪日客受入にも力を入れる。

問い合わせや団体予約は、京都府旅行業協同組合 電話075―321―7696。

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