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万里集九像が除幕 下呂の先人の威徳を顕彰

日本三名泉・下呂広める

下呂温泉を日本三名泉として世に広めた室町時代の詩僧、万里集九像が白鷺橋のたもとに建てられ8月3日、除幕式が行われた。

除幕式には、万里集九とゆかりのある京都五山・相国寺の小林玄徳老師や下呂・温泉寺の岩浅宏観老師をはじめ、温泉関係者120人が出席。万里集九に感謝の意を示し、その威徳を顕彰していく。

万里集九像

8月3日の除幕式で

建立委員会の瀧多賀男委員長は「昨年、下呂温泉には5万人の外国人観光客にお越しいただいた。外国ではローマ時代から温泉の歴史があり、日本の温泉の歴史や文化に興味を持つ人も多いと聞く。下呂温泉でも温泉の歴史や文化を伝えていくことが外国人観光客への訴求になる」と話し、下呂の先人を顕彰する必要性を訴えた。

下呂温泉では毎年8月1―4日に「下呂温泉まつり」が開催され、温泉感謝祭の参進行列では自然の恵みである温泉とともに、万里集九と江戸時代の儒学者・林羅山を恩人として感謝。万里集九と林羅山の衣装をまとった同温泉の関係者が温泉街を練り歩く。

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