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温泉と恩人に感謝 8、10月に祭り

温泉感謝祭と例祭

下呂温泉では自然の恵みである温泉と地域の発展に寄与した恩人に感謝する温泉感謝祭を8月に、10月には例祭を行っている。

どちらの祭りもJR下呂駅から温泉寺と温泉神社の間で、下呂温泉の名を世に広めた室町時代の僧侶・万里集九や江戸時代の儒学者・林羅山ら、下呂にゆかりのある人物の装束を着た参進行列を実施。山伏、白鷺などの衣装を身にまとった人たちも加わり歩く。回を重ねるごとに夏と秋の風物詩になりつつある。

下呂温泉旅館組合の瀧多賀男理事長は「温泉があってこその下呂。この自然の恵みに感謝したい。また下呂の名を世に広めていただいた方々のご恩も忘れてはいけない。この2つを確認するための感謝祭であり、例祭です」と話している。

瀧理事長は数年かけて時代衣装をそろえ、参進行列の充実を図ってきた。地域の人たちが下呂温泉に関係する衣装を身にまとうことで、下呂温泉の歴史や文化を伝えていきたい考えだ。

参進行列
参進行列

下呂ゆかりの人物の装束で歩く参進行列(上)
と下呂駅前に集まった行列参加者

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