観光業界専門紙「トラベルニュースat」おすすめ国内魅力再発見の旅

あわら開湯130周年祭 12月13日まで多彩な催し

湯けむり芸術祭や竹あかり

福井県・あわら温泉で「開湯130周年祭」が12月13日まで開かれている。県随一の温泉地として多くの観光客に親しまれてきたことへの感謝と、次代の発展への願いを込め、多彩なイベントで節目を盛り上げる。

同祭は、今春の北陸新幹線開業や昨年夏の舞鶴若狭自動車道の全通など、観光誘客に大きなトピックが相次いだこの機会を生かそうと企画。開湯130周年自体は2013年だったが、あわら市は都市整備計画「温泉情緒あふれる華やぎのまちづくり」のもと、温泉街のメーンストリートの修景を整備し「湯~わくDori」として一方通行化したほか、観光拠点となる足湯施設「芦湯」を14年4月にオープンさせるなど受入態勢整備を進めてきた。

8月6日に開幕した同祭は、秋も目玉イベントが続々。10月4―11日の「あわら湯けむり芸術祭」は全国から公募した自主映画を、旅館やあわら市内各施設で上映、コンテストを行う。福井県を舞台にした映画「サクラサク」を手がけた田中光敏監督が2年がかりで3月に完成させた、あわらの観光プロモーションビデオも上映する。スタッフからシナリオ、出演者まで公募し制作した4本のオムニバスストーリーで、ほとんど映画作品。必見だ。

12月13―14日は、あわら湯のまち広場と湯~わくDoriを会場にした「あわら灯源郷」。竹筒に細工を施した「竹あかり」1300個を設置し、温泉街をやさしくも幻想的な光の空間に演出して、同祭のフィナーレを飾る。

あわら灯源郷

フィナーレは「あわら灯源郷」

また、期間中の毎週土日曜は、「にぎわい週末広場」と題して、湯のまち広場やJRあわら温泉駅前の「aキューブ」などで、音楽ライブや早朝ヨガ、宵市など様々な催しが開かれる。

北陸福井 旅のおすすめサイト

購読申し込み
夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ