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蜷川実花×道後温泉「道後アート2015」(2) 本館や電車、浴衣も作品に

蜷川さんの作品が温泉街一帯を彩る

「蜷川実花×道後温泉 道後アート2015」では、すでに第1弾、第2弾の蜷川実花さん作品が温泉街一帯で公開されている。主に花をモチーフにした鮮やかかつ華やかな色調の写真が道後のまちに新風を吹き込んでいる。

第1弾では、伊予鉄道路面電車のラッピング電車が松山市内を運行。「道後アート」のメーンビジュアル作品を彩った車両に乗って道後温泉へと向かいたい。道後温泉駅から道後温泉本館までをつなぐ道後商店街には正面入口に提灯のゲートを配置。蜷川さんの発案で、自身の写真作品を配した約90個の花柄の提灯で艶やかに道後の入口を彩る。

また、公衆浴場「椿の湯」正面入口には約4メートル幅ののれんを配置。描かれた写真は当然、鮮やかな椿だ。道後の顔、道後温泉本館には、カラフルに彩られた横4メートル、縦45センチのエントランス陣幕が配され、館内の神の湯、霊の湯2階席床の間に趣きの異なる椿の写真を大胆に飾り、男湯、女湯ののれんも蜷川さんの写真による新デザインに。日本最古の温泉を華やかなムードに演出した。

第2弾作品は7月公開ということで、夏を意識。オリジナルのうちわを配布したほか、スプレー菊を彩ったメーンビジュアルと同柄のものと、椿を配したものの2種類の浴衣を道後温泉本館と道後地域の旅館13軒で有料で貸し出すサービスを展開している。浴衣貸し出しは来年8月末まで。

ホテルギャラリーと題して、茶玻瑠のレストラン内の柱と個室内に写真作品を展開。花ゆづきのブライダルコーナーには蜷川さんのディレクションブランドのウエディングドレスも展示した。「HOTEL HORIZONTAL」にも道後プリンスホテルと大和屋本店に蜷川さん作品の客室が登場している。

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