観光業界専門紙「トラベルニュースat」おすすめ国内魅力再発見の旅

アートで温泉街を活性化 白浜温泉旅館組合、大阪芸大とコラボ

白浜で展示や創作活動「アート・プロジェクト」

白浜温泉旅館協同組合は今年度より大阪芸術大学の学生を迎えて作品展や創作活動をしてもらう「白浜アート・プロジェクト」を実施中だ。

9月16日にはアートプロジェクト・キックオフとして白良浜特設ステージで「トワイライトコンサート」を開催。入場は無料。

このコンサートはわかやまDCの開催に合わせて行うもので、18時から19時30分までの1時間半、同大学演奏学科ポピュラー音楽コースの教員や学生、プロ歌手になった卒業生がロックやジャズ、アカペラコーラス、ポップスを披露する。

アート・プロジェクトはすでに8月18―24日までを「白浜&大阪芸術大学WEEK」と位置づけ白良浜海水浴場や旅館ホテルなどでライブペインティングやフルートコンサート、金管アンサンブルコンサート、学生・卒業生作品展示を行って、盛り上がりを見せている。

旅館組合の中田力也理事長(南紀白浜 梅樽温泉ホテルシーモア)は「大阪芸大の教員や学生の皆さんの協力を得て、白浜の空き店舗や保養施設を活用して音楽や造形、美術などの作品やパフォーマンスを行っていきたい。年間を通して学生に白浜に来てもらって白浜温泉から若者アートの情報を発信していきたい」と話している。

白良浜

海水浴客で賑わう白良浜

白浜町内には大阪芸大の保養所があり、以前から学生や教員が訪れている。アート・プロジェクトは温泉街に若者を呼び込んで文化や芸術の風を吹き込み地域を活性化させたい旅館組合と、学生に社会と触れ合う機会を提供したい大学側の考えが一致して実現した。

和歌山 旅のおすすめサイト

購読申し込み
夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ