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春夏は伝統の祭りが連続 与謝野・伊根

豪華絢爛、歴史絵巻― 地域の個性がぶつかり合う

与謝野町と伊根町の春夏は伝統の祭りが連続する。個性的な祭りで地域文化と歴史に触れよう。

与謝野町はゴールデンウイークに祭礼が相次ぐ。加悦・野田川地域では4月26―27日に「加悦谷祭」が開かれ、神輿や屋台、子ども歌舞伎や笹ばやしなど地域の個性が競演する。岩滝地域は5月1日に「岩滝祭」。格式高い岩滝神楽や太刀振りが伝統を伝える。

三河内地区で5月3―4日に開かれる「三河内(みごち)曳山祭」は京都府登録無形民俗文化財。3日は青年屋台と子ども屋台の12台が繰り出し、4日には4台の山屋台をはじめ12台が巡行する「曳山行事」が行われる。豪華絢爛な山屋台による歴史絵巻は圧巻。丹後ちりめんの郷らしく、織物の神様を祀る倭文(しどり)神社の例祭を華やかに盛り上げる。

三河内曳山祭

与謝野の5月を彩る
「三河内曳山祭」

伊根町では、筒川地区・上山神社で4月下旬に開かれる「筒川祭」が個性的。350年以上の伝統を持ち、獅子の生け捕りを演じる「和唐内」は迫力ある立ち回りと早がわりが見どころ。

夏は7月下旬に伊根湾周辺での「伊根祭」。祭礼船や神楽船の海上渡御は見もので、海の祇園祭といわれる華やかなものだ。日本最古の浦嶋伝説が伝わる浦嶋神社では8月上旬に「本庄祭」が行われる。

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