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瀬戸内海国立公園指定80周年(3) 高松の水辺の祭典と「宝さがし」

幻想的な「水と光と音楽の祭典」

記念事業のなかでもビッグイベントが「香川ウォーターフロント・フェスティバル」。高松市のサンポート高松せとシーパレット付近で7月19日―8月8日に開かれる水と光と音楽の祭典だ。海水を噴き上げてつくる巨大なウォータースクリーンに映像を映し出すという壮大なもので、アーティスト集団「チームラボ」が手掛ける4つのコンテンツを用意。夜の瀬戸内海で幻想的なエンターテインメントショーが繰り広げられる。

「平家物語 源平屋島合戦ウォータースクリーン絵巻」は、この地で起きた歴史に名高い合戦を映像で表現、「チームラボ スマホリールで、グルグルまわして、瀬戸内海から釣り上げろ!ゲーム」はスマホを使ってスクリーン上に魚を釣りあげる参加型ゲームだ。ウォータースクリーン上でアート作品を描く「瀬戸内海上に浮かび上がるチームラボのアート」、女性書家・紫舟さんによる立体的な水の書が瀬戸内海の空間に浮かぶ「水の空書」といったアート映像も見逃せない。

ウォータースクリーン絵巻

平家物語の一場面を再現した
ウォータースクリーン絵巻(イメージ図)

ショーは1日3回で19時40分、20時30分、21時20分のスタート。鑑賞は無料。

体験型イベントで注目は7月13日―10月31日に実施される「瀬戸内宝さがし大冒険」。瀬戸内海国立公園指定区域を中心とした県内8エリア(高松、屋島、丸亀・善通寺・綾川、坂出、観音寺・三豊、さぬき・東かがわ、小豆島、琴平)を舞台に、宝の地図が描かれたパンフレットを使って各エリアに隠された「宝箱」を探しだす。

3個の宝箱を見つけると、発見者賞のオリジナルカードがもらえる。複数のエリアで宝箱を見つけて応募すると抽選で県特産品や宿泊券などが当たる。

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