観光業界専門紙「トラベルニュースat」おすすめ国内魅力再発見の旅

あわら温泉・まちの賑わい創出(1) 北陸随一の「芦湯」誕生

湯のまち広場にオープン

あわら温泉の「湯のまち広場」に4月18日、「芦湯」がオープンした。まちの中心部に登場した無料の足湯施設。温泉街にまた新たな魅力が加わった。

あわら市が賑わい創出や回遊性向上のために掲げた都市整備計画「温泉情緒あふれる華やぎのまちづくり」の第1弾。温泉街散策の拠点として期待されている。

芦湯はあわら温泉の新しい顔かつ「北陸随一の足湯」を目指したともあって、外観、内装ともにこだわった。木造平屋建ての建物は総ヒノキ造り、数寄屋風建築様式で、浴槽は壱、弐、参、舟、円満の5つ。すべての浴槽に今では入手困難な福井県産の笏谷石(しゃくだにいし)を敷き詰めた。すべてが源泉かけ流しだが、泉質など湯の特徴は浴槽によって異なるのも楽しい。

芦湯

あわら温泉の新しい顔「芦湯」。
温泉街散策の拠点として期待も大きい

また、屋根中央部にはあわら温泉の最盛期の象徴である明治―大正期の「つるや旅館の展望室」をイメージした「湯けむり楼」を施し、花しょうぶや白鷺といった市の花鳥、芸妓などを描いたステンドグラスを設けるなど大正ロマンを演出している。夜間は、ステンドグラスや足湯全体をライトアップ。浮き上がる絵柄が幻想的な雰囲気を醸し出す中での足湯が楽しめる。

営業時間は7―23時。無休。タオルは有料で販売している。

北陸 旅のおすすめサイト

購読申し込み
夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ