観光業界専門紙「トラベルニュースat」おすすめ国内魅力再発見の旅

北陸新幹線開業迫り温泉地魅力アップへ 美観や設備投資相次ぐ

山代各旅館も実施

北陸新幹線金沢開業で見込まれる観光客増の受け皿となる温泉地の旅館ホテル。石川県は昨年度から「温泉地魅力アップ支援事業」を始め、美観向上やバリアフリーなど魅力アップに向けた整備に対して経費補助で支援している。

山代温泉でも各旅館が事業を利用して改装に着手。たちばな四季亭は客室2室を展望露天風呂とキッチンダイニングが付いたプレミアム和洋室に改装し2月にオープンした。葉渡莉は従来の座敷宴会場2つをダイニングスタイルの茶寮「烏月」に一新、落ち着いた空間で新鮮な食材を味わえる。5月には半個室のテーブル席も設けた。

たちばな四季亭

たちばな四季亭のプレミアム和洋室

葉渡莉

葉渡莉の茶寮「烏月」

今年度もゆのくに天祥や萬松閣、吉田屋山王閣、かが楽、ホテルききょうがバリアフリー客室を設けるほか、べにや無何有、白山菖蒲亭、あらや滔々庵も改修を予定している。

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