道後でアート「オンセナート」（2）　旅館客室を作品化

14/11/19

著名芸術家・文化人とコラボ　「ホテルホリゾンタル」

道後温泉で12月まで繰り広げられる「道後オンセナート２０１４」の目玉の１つが、著名アーティストが９軒の旅館ホテルの客室を空間演出、アート作品化する「ＨＯＴＥＬ　ＨＯＲＩＺＯＮＴＡＬ（ホテルホリゾンタル）」。

ホテル古湧園は写真家・荒木経惟さんとコラボ。襖に配置された妖艶な女性の写真と床の間の花の人形の大きな写真が「楽園」を創出している。宝荘ホテルは前衛芸術家・草間彌生さんがプロデュース。ベッドルームは赤くポップに仕上げた。

道後舘は詩人・谷川俊太郎さんが道後滞在で仕事をする部屋を演出、愛蔵書や自宅からの調度品を展示している。道後プリンスホテルは気鋭の建築家・谷尻誠さんが床、壁、家具、客室を絵の具で描く。

上からホテル古湧園、道後プリンスホテル、
道後舘の作品

花ゆづきはデザイナー・皆川明さんが手がけ、茶玻瑠、ホテルルナパーク、道後やや、ふなやがそれぞれ個性的な客室を演出している。

一般公開もしており、有料だが宿泊者以外の見学も可能だ。

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