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鳥羽・石鏡の「芭新翠」 お客とのふれあい重視

女将の辻孝子さん「感謝忘れず」

鳥羽市石鏡町の高台にたたずむ「芭新翠」(客室25室、150人収容)は、3千坪の豊かな自然に囲まれた料理自慢の純和風旅館。

芭新翠

自然が囲む純和風旅館

昭和51年に「新屋別館」として開業し、「ニュー新屋」を経て現在の屋号に。ハード面の充実はもちろんだが、最も重視してきたのは素材重視の料理内容と「お客とのふれあい」。その第一線で今も“奮闘”しているのが女将の辻孝子さんだ。

「お客様とは少しでもお話ができるよう心がけています」。わずかなふれあいで「『よかったよ、また来るよ』との言葉をいただくのが一番の幸せで、22歳の女将スタート時からお客様への日々感謝の気持ちを忘れずに走ってまいりました」。

まもなく伊勢神宮・式年遷宮の本番。「関西の旅行会社のみなさん、遷宮をきっかけにぜひ当館への送客とご指導をお願いいたします」との熱いメッセージと共に、同館の原点である「二度、三度とお越しいただける」宿づくりを目指すという。

芭新翠=三重県鳥羽市石鏡町 電話0599―32―6100、http://www.hanashinsui.com

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