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伊勢神宮式年遷宮クライマックス 県内各地で観光沸騰

受入は万全 この機会に三重周遊

式年遷宮は隣りの敷地に同じ社殿を建て替え、装束や神宝をすべて新しくして神様に引っ越しを願うもの。8年前から諸々の行事が始まり、10月に行われる「遷御の儀」でこれまでの住まいから新殿へ遷(うつ)ることになる。

今夏には新宮に敷きつめる白石を旧神領民らが奉献するお白石行事が行われ、全国からも多数の人たちが訪れた。お白石行事は旧神領民(伊勢市)の77奉献団のほぼすべてが内宮と外宮に奉献。7―9月の3カ月間、週末を中心に延べ22日間行われた。通常では入ることのできない新正殿の敷地に神領民がお白石を献じた。。

宇治橋

新しくなった内宮の宇治橋

今回の式年遷宮では1千万人が伊勢志摩に訪れるといわれる。受入側の伊勢志摩地域全体では、来年3月末まで観光キャンペーン「せんぐう旅博」を展開中だ。。

近畿日本鉄道も伊勢志摩地域の活性化として、今年3月に大阪難波・名古屋―賢島間へ観光特急「しまかぜ」の運行を始め、遷宮が行われる10月には伊勢市―賢島間に新型観光列車「つどい」を走らせる。。

鳥羽市では「20年に一度の『特別なとき』」と位置づけ、「干す文化」「海女」「人生祝い旅」をテーマに誘客活動を展開している。。

三重県全体でも10月から県内各地で地域周遊定期観光バス「ちょび旅」の運行を始める。遷宮を機に三重県に訪れた人たちを県内各地の魅力を凝縮したコース設定で楽しんでもらうのが狙いだ。。

神宮への参拝や観光に便利な周遊バスとして、すでに7月から「神都バス」、神宮と朝熊山を結ぶ「参宮バス」も走らせている。

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