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愛らしい深海の生物を間近で 越前松島水族館/三国

新施設がオープン 体験企画も充実

坂井市三国町の越前松島水族館は、越前海岸国定公園内に立地する体験・体感型水族館。近年、次々に新しい展示手法を導入し充実を図っているが、今春には冷たい海に住む生物専用の展示館がオープンした。

「こんぺいとうハウス」は、魚柄のドームハウスで深海の生物を飼育、展示。コンペイトウは全国の水族館で初めて繁殖に成功。赤ちゃんから成魚までの生態が眺められる。氷の妖精・クリオネは愛らしい姿で泳ぎ、30センチもの大きさのダイオウグソクムシはゲームに登場することもあって子どもたちに人気だ。

越前松島水族館

越前松島水族館

「こんぺいとうハウス」(上)では
かわいらしいコンペイトウが出迎えてくれる

赤ちゃんの誕生も同水族館の最近のトピック。今ならイルカ、アオウミガメ、ミズダコのかわいい姿に出会える。

魚や海との触れ合い体験の充実も同水族館の魅力。「じゃぶじゃぶ海水プール」は約1千匹の魚が泳ぐプールに入って触れ合いを楽しめる。春夏恒例の「オールナイト水族館」は夜の水族館を楽しむ人気企画。大水槽前や、床がガラス張りの「さんごの海」水槽の上で泊まるという貴重な体験は夏休みの子どもたちの大きな思い出となるだろう。7―8月の土日、お盆を中心に実施する。

地引網体験は5月18日―9月30日の土日祝日と夏休み期間に。プチ漁師体験が楽しめ、これまで団体旅行や町内会、学校の校外学習などでも利用されてきた。

水族館入館料は大人1800円、小中学生800円。

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