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江戸―明治のまち 宮津で歴史探訪

城下町と寺町に感じる歴史の香り

天橋立のおひざ元、宮津市の秋冬は市中心部のまち歩きも勧めたい。城下町・寺町に歴史情緒が漂い、旅人の知的好奇心を満たしてくれる。

市中心部には江戸期以降の史跡が残り、近世城下町の風情が色濃く残る。まちを歩くと、白壁や格子戸など昔ながらの町家が並び、300年以上の伝統を誇る袋屋醤油店、国登録文化財の今林家など見どころは豊富だ。

なかでも、国重文の旧三上家住宅の豪壮なたたずまいは特筆もの。江戸の豪商の邸宅で、漆喰の壁に覆われた外観はもちろん、座観式庭園の美しさに目を奪われることだろう。

旧三上家住宅

豪壮なたたずまいの
国重文・旧三上家住宅

明治期の木造教会・カトリック宮津協会の異国情緒も見逃せない。ステンドグラスが輝き、堂内は畳敷きという和洋折衷建築は珍しい。

また、与謝蕪村が寄宿した見性寺をはじめ寺院が建ち並ぶ寺町一帯も趣深い。静かな歴史探訪も宮津の魅力だ。

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