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歴史の神秘に触れて歩く 宮津市

天橋立だけじゃない! 歴史の重厚感を感じる

宮津市は、日本三景・天橋立のおひざ元。この強力な武器を中心に、市内には歴史情緒が溢れている。歴史の神秘に触れて歩く。そんなしとやかな旅はどうだろう。

KTR天橋立駅から天橋立を北へ渡ると府中エリア。古代・中世には国府が置かれた地で、全国の元伊勢の中心ともいえる元伊勢籠神社があり、雪舟が描いた国宝「天橋立図」にも丹後の都として登場する。このエリアでは「天橋立図」をモチーフにまちづくりが進められており、歩道を土塀風にし、屋根や壁の色も景観に沿ったものにしていくという。元伊勢籠神社や成相寺といった名所が一層輝きだす。

市中心部、宮津エリアは江戸期以降の史跡が残り、歴史情緒を強く感じさせてくれる。江戸の豪商の邸宅・旧三上家住宅の豪壮なたたずまいと美しい庭園に目を奪われ、明治期の木造教会・カトリック宮津協会に異国情緒感じる。見性寺をはじめ寺院が建ち並ぶ寺町一帯を歩いて、この地を愛した俳人・与謝蕪村に思いをはせる。心静かに散策して重厚な歴史の香りに触れることは心を豊かにしてくれるはずだ。

旧三上家住宅

江戸の豪商の邸宅・旧三上家住宅

栗田・由良エリアには山椒大夫伝説が。ゆかりの遺跡が点在し、安寿の里もみじ公園には「安寿姫と厨子王」像もたつ。天橋立だけではない宮津の魅力を感じよう。

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