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四季折々の風物詩と"白鷺"舞う噴水 湯郷の楽しみ

夏はあじさい、秋は雲海

湯郷温泉周辺では自然が充実。四季折々、季節の風物詩的景観が楽しむのひとつだ。

今年のシーズンは過ぎてしまったが、同温泉旅館の女将さんらが一堂に飾りつける「女将さんのひなまつり」は、3月から4月まで開催。温泉内30カ所の旅館、各店舗で雛めぐりができる。

春は4月中旬まで美作市林野・幕谷で「カタクリ」、4月初旬から下旬まで美作市・水道公園、津山市・鶴山公園で「サクラ」、4月下旬から5月上旬まで美作市東粟倉・愛の村パーク周辺で「コブシ」、4月下旬から5月中旬まで美作市西町・エビネ蘭園で「エビネ」を観賞できる。

また5月下旬から6月中旬までは、同温泉近くの大谷川周辺で「蛍観賞」が可能。自然が生んだ幻想的なイルミネーションを楽しめ、年々訪れる人も増えている。

6月中旬から7月上旬まで、大山展望台までの道路脇にあじさいが咲き誇り、「あじさいロード」と呼ばれる。

10月下旬から1月下旬までの秋から冬の期間中、大山展望台から「雲海」を見ることができる。展望台の眼下に湯郷温泉や吉野川のパノラマを望める。

このほか、温泉とスポーツ組み合わせた「健康リゾート」を目指す湯郷温泉の北部周辺にはサッカーやラグビー、野球、グラウンドゴルフ場、テニスコート、体育館などの施設がそろっており、同温泉旅館組合では合宿利用を呼びかけている。

白鷺舞う幻想的な「ゆ~らぎ橋」

湯郷温泉は1200年前の平安時代、慈覚大師円仁法師が白鷺に導かれて発見したと伝えられ、別名を「白鷺の湯」として知られる。

温泉街を流れる吉野川にかかる「ゆ~らぎ橋」には、高さ15メートル、幅27メートルの噴水が舞い上がっているが、噴水は白鷺が羽を広げ、羽ばたいているような光景が。10時を初回に12時、14時から21時までは1時間ごとに1回20分間見ることができる(冬期は8時から20時まで)。ライトアップは18時から行われ、白鷺が舞う幻想的な雰囲気をかもし出す。

ゆ~らぎ橋は人が橋を渡るとセンサーが感知し、橋や噴水の案内ガイドが流れる。橋がある河川公園は川沿いにソメイヨシノが植えられ、花見のスポットになっている。

ゆ~らぎ橋

白鷺が羽を広げているような
噴水が上がる「ゆ~らぎ橋」

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