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土佐清水・"ジョン万"で観光まちづくり(1) 資料館などで偉人顕彰

万次郎の生涯を深く知る

明治時代、日本人として初めてアメリカに渡り、測量や航海術などを学んだ後、鎖国時代の日本に帰国し、坂本龍馬ら幕末志士に多大な影響を与えたジョン万次郎。

出身地の土佐清水市では、昨今の幕末土佐ブームを背景に、万次郎を軸に据えたまちづくりを強化。ジョン万のまち・土佐清水は現代という大海原をさらに前進している。

体験交流施設「海の駅あしずり」2階は、「ジョン万次郎資料館」になっており、帆船をイメージした館内には万次郎直筆の英文字など様々な資料を展示して国際人・万次郎の生涯を知ることができる。

ジョン万次郎資料館

「ジョン万次郎資料館」の外観

ジョン万次郎資料館

館内は帆船をイメージ

ジョン万次郎資料館へは土佐くろしお鉄道中村駅から車(バス)で約45分、土佐清水市街地からは車(バス)で約5分。駐車場は乗用車150台分を用意している。入館料は大人400円、小中学生200円。

また、万次郎ゆかりの地である中浜には、万次郎生誕地に万次郎の顔写真が入った石碑が立つ。市内には有志による募金活動でジョン万次郎の生家が復元された。

足摺岬の万次郎の銅像は直角定規とコンパスを持ち、革命児・万次郎の息吹を伝え、足摺観光のメッカとなっている。

ジョン万次郎像

直角定規とコンパスを持って
足摺岬にたつ万次郎の銅像

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