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急流の迫力を体感 今治・来島海峡に観潮船

水軍の歴史、迫力ある大自然を船旅で

今治市の来島海峡に観潮船が運航されている。大潮時には直径10メートルに達する渦潮のしぶきを浴びながら、日本三大急潮のひとつを体感できる。

急流観潮船「くるしま」は、世界初の三連つり橋の来島海峡大橋のたもと伊予大島・下田水港に乗り場がある。かつて村上水軍らが大暴れした急流のなか、橋の真下をくぐり、巨大な橋げたの脇をすり抜けるように行く。その後、しまなみの景観を楽しみ、大小のクレーンがいくつも並ぶ今治の造船業を海上から見物する。水軍の歴史から迫力ある大自然、日本有数の海事都市の見学まで約45分間の船旅だ。

来島海峡

クレーンが何本も並ぶ
今治の造船所を望む

船は、ワンバスとほぼ同じで42人乗り。年中無休で9―16時ごろまで営業している。12―2月の冬期は5人以上の団体予約のみ受け付ける。料金は大人1千円、小学生500円。団体は10人以上で10%割り引く。出港時間は、潮流によって毎日変わるため、乗船時間は要問い合わせ。

問い合わせは、乗船2日前までがしまなみ 電話0898―25―7338、前日と当日は道の駅よしうみいきいき館 電話0897―84―3710。

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