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徳島の自然や農山漁村を体験「INAKA博」 10月から7カ月間

イベントやツアー目白押し

徳島県観光の魅力を詰め込んだ「とくしま・INAKA博覧会」が10月1日に始まった。来年4月30日まで、自然や食、農山漁村での体験など県全域で企画が盛りだくさん。徳島が一層輝く7カ月間だ。

県観光協会の主催で、今回で4回目。都市部だけでなく "田舎"にもスポットをあて、全県の魅力を県内外に発信しようと様々なプログラムを展開する。

まずは11月23日の「萬の民の阿波おどりフェスティバル」で、徳島の定番を体感。10テーマのまつりを巡る10月―来年1月の「とくしま祭り」、11月20日の「秋の吉野川・箸蔵寺ウォーキング」、来年4月3日の「四国霊場・発心の道場のお試し歩き遍路」といった特別イベントも見逃せない。

お試し歩き遍路

四国霊場を”お試し歩き遍路”。
興味はあるけど…という人には絶好の機会だ

着地型ツアーは、秋の紅葉の那賀町や雛祭りの勝浦、上勝町などで温泉と食事をメーンにしたバスツアーを企画。JR四国で行く大歩危祖谷温泉郷の旅館ホテルでの温泉入浴と食事、祖谷かずら橋渡橋料がセットになった日帰りプランなども設定した。

また、阿波人形浄瑠璃、農村舞台は秋を中心に各地で特別公演を、祖谷では10月に祖谷平家まつりと、地域文化を伝える企画が各地で並ぶ。そのほか期間中は県内全域で体験企画やイベントが開かれ、賑わいを創出する。

10のテーマで賑やかに とくしま祭り

「INAKA博覧会」の中でも目を引くのが、同じく10月1日にスタートした「とくしま祭り」。来年1月9日まで、徳島の魅力を凝縮させた10テーマの"まつり"を開催する。

テーマは、▽グルメ▽宿▽産直市▽蔵▽伝統▽温泉▽ミュージアム▽語り部▽四国の右下アウトドア▽ぐる~りにし阿波で、昨年と装い新たに。各まつりのイベントや店舗を訪れてスタンプを入手、これを3つ集めて応募すれば抽選で地元特産品などが当たるというスタンプラリー形式だ。10個すべてを制覇すればペア5組に宿泊券プレゼントも。

問い合わせは、徳島県観光協会 電話088―652―8777。

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