観光業界専門紙「トラベルニュースat」おすすめ国内魅力再発見の旅

話題の旅館に泊まろう 鳥羽・戸田家、志摩・福寿荘別館

七福神探して館内をラリー 鳥羽・戸田家

鳥羽市の旅館「戸田家」では昨年から、館内に配置された七福神をめぐる「七福神携帯ラリー」を実施している。

7か所に"隠れた"七福神を求めて、ヒントを頼りに館内を探訪。見つけて携帯電話かデジタルカメラで撮影し、すべて揃えばオリジナルの七福神携帯ストラップがもらえる。

同館のパワースポットである樹齢500年の「タブの木」がスタート地点。そのそばには布袋が。ヒントはフロント周辺に設けられた看板やチラシで。

戸田家

毘沙門天は
どこにいるのかな

渡鹿野島・福寿荘が別館「海辺のホテルはな」をオープン

志摩市の磯部わたかの温泉「福寿荘」は8月4日、同じ渡鹿野島内に別館「海辺のホテルはな」をオープンさせた。

同館のオープンは福寿荘の創業80周年記念事業。以前ホテルだった建物を買収し改装したもので、東日本大震災支援として被災者受入施設としての顔も持つ。

島内東端の海岸に立地し、パールビーチから的矢湾口を望む眺望が魅力。6階建ての館内には洋室、和洋室の客室28室を備えており、4人用7室の被災者専用棟も設けた。「美・智・健」をコンセプトに掲げ、2―3泊で癒しを提供し女性に喜ばれる施設づくりを目指す。

海辺のホテルはな

女性に喜ばれる施設を目指す
「海辺のホテルはな」

食事は海の見えるレストランで、伊勢志摩の魚介類をバーベキューやせいろ蒸し、会席で提供。温泉は福寿荘と同じものを利用している。今後は10月にエステ・多目的ルームをオープンするほか、シーカヤックや福寿荘とを結ぶ往復船の運行も予定しており、サービスの充実を図っていく。

料金は1泊2食1人1万5750円から。現在はオープン特別価格で3150円引き。岩手・宮城・福島・茨城各県の被災者は1週間室料無料で宿泊できる震災支援企画も実施している。

問い合わせは、電話0599―58―0087。

恋愛成就の島―渡鹿野島 福寿荘が取り組み

志摩市の渡鹿野島は、的矢湾に浮かぶ周囲約7キロの小さな島。上空から見るとハート型をしていることから、「恋愛成就の島」としての存在感が徐々に高まってきた。

取り組みを進めるのが旅館「福寿荘」。ハート型の「恋の絵馬」を2008年から売り出し、カップルや女性客から人気を集めている。

2人の名前と恋愛成就への願いを書き、同館敷地内の自家源泉の上に建つ祠の横に掛ける。祠から湧き出す源泉を三々九度に見立て、飲泉で愛を誓うというというユニークなものだ。

掛けられた絵馬は伊勢神宮に奉納されるということからもその効果が期待できそうだ。1つ500円。絵馬付き宿泊プランも設定している。

渡鹿野島

恋の絵馬がずらり

島内では、パールビーチや的矢湾が一望できる渡鹿野園地など風光明媚な景観が魅力的。ゆっくり歩いて愛を深めるのもいいだろう。

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