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木曽は元気です(1) 復興進む、車移動に問題なし

14/07/28

7月7―11日にかけて日本列島を縦断、各地に豪雨被害をもたらした台風8号。長野県南木曽町でも土石流災害が発生した影響で、木曽地域の観光は大打撃を受けた。しかし、夏秋の観光シーズンに突入し、手をこまねいてはいられない。地元では復旧が急ピッチで進み、マイカーやバスなど道路面でのアクセスは問題ない。そもそも観光資源の輝きに陰りはなく、霊峰・御嶽山もいつも通り泰然自若。復興、風評被害食い止めへ木曽地域は力強く躍動する―。

各方面から通常通り 鉄道復旧も近づく

木曽地域へのアクセスは、道路面での規制はなく、マイカーやバスでの来訪は問題ない。鉄道も不通区間の復旧工事が進められ、シャトルバスの運行も決まるなど着実に前進している。情報はいずれも7月18日現在。

道路では、木曽地域を縦断する国道19号線は通行止めを解除。中央道は通常通りで京阪神、名古屋方面からは中央道・中津川ICから木曽方面へ行くことができる。伊那地方を走る国道153号線、木曽地方と伊那地方を結ぶ権兵衛峠トンネルの国道361号線、花桃街道で知られる南木曽町と阿智村間の国道256号線などに規制はなく、各方面からのアクセスは通常通りだ。大阪、名古屋からの高速バスも通常運行している。

JRは、名古屋―松本、長野を結ぶ特急「ワイドビューしなの」号が全区間全列車運休している。中央西線の南木曽―十二兼間の橋げた修理が進められ、同区間の復旧は8月9日前後になる見通し。木曽町は木曽福島―名古屋間で無料シャトルバスを7月28日から運行する。

特急列車以外は、名古屋―中津川間は通常通り運行、中津川―坂下間は一部ダイヤ変更がある。坂下―野尻間は運休し、代替バスが運行している。野尻―塩尻間も一部ダイヤの変更がある。

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