観光業界専門紙「トラベルニュースat」おすすめ国内魅力再発見の旅

海の京都・天橋立へ行く(3) 赤・青・黒がそろうKTR

14/07/09

丹後への旅では、京都府北部を走る北近畿タンゴ鉄道(KTR)が鉄道旅ならではの楽しみを提供してくれる。3つの観光列車に乗って、豊かな自然とのどかなムードを車窓から楽しもう。

3つの観光列車で旅情を

KTRの観光列車はいずれも、天橋立をはじめ沿線の白砂青松を象徴する「松」をモチーフに、シックな雰囲気を持つ。昨春登場した「あかまつ」「あおまつ」に加え、5月25日には「くろまつ」が登場し3色の列車がそろった。木材を多用した落ち着いた車内から流れる海山の景色に旅情を感じたい。

あかまつは日本海側の西舞鶴―豊岡間、あおまつは福知山から天橋立へ大江山中を走る。あかまつは丹後由良―栗田間の奈具海岸で一旦停止、丹後神崎―丹後由良間の由良川橋梁で最徐行するなど景観をゆっくりと見せてくれる。いずれも毎日運行。

あかまつ

由良川橋梁を最徐行

大トリを飾る「くろまつ」は沿線の味覚を使ったスイーツ、ランチ、地酒をテーマに、週末に1日3運行。丹後の食が詰まった最上級の列車だ。

朝は1号「スイーツコース」が福知山―天橋立間、昼は3号「ランチコース」が天橋立―豊岡間を走る。夕方は2号「地酒コース」で豊岡―西舞鶴間をほろ酔い気分で。

いずれの列車も貸切運転の相談に応じる。

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