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今冬スキー発祥100周年・信州雪旅(1) 白馬村

11/11/24

今年もいよいよ寒さが増し、雪舞う白銀の冬の情景が待ち遠しく感じられる。ウインターレジャーの定番といえばスキー。「スキー発祥100周年」を迎えるメッカ・長野県では、かつての盛り上がりを今一度と、楽しみが充実する。なかでも白馬村と木曽町ではスキーを中心にスノーイベントがずらり。スキー場から宿へ、そしてイベントやまち散策にという流れは、スキーヤーをはじめ観光客にとって"鉄板"だ。冬はすぐそこ、信州・雪旅へ。

雪恋まつりなど特別企画 白馬村と小谷村で共通リフト券も

白馬村は、北アルプスの山々に囲まれ、冬は一面白銀の世界。6つのスキー場を抱え、良質な雪質、景色とスキーヤーを魅了する要素に満ちている。2011―12年の今シーズンは長野県にスキーが伝わって100年の記念の年。特別企画で例年以上にウインターシーズンを盛り上げる。

白馬スキー

白馬三山をバックに滑走

「白馬雪恋祭り」は、村内6スキー場などで12年2月10―19日に開催。スキー場「HAKUBA47」で開かれる「かまくらフェスタ」をはじめ、八方尾根の火祭り、白馬岩岳の感謝祭、雪上体験アドベンチャーなど多彩な企画が目白押しだ。

スキー場オープンから12年5月6日までは、村内の観光施設などでスタンプを集めて応募すると賞品が当たるキャンペーンも実施。今シーズンは村内6スキー場と小谷村の3スキー場で使える共通リフト券「Hakuba All Mountain」も発売される。

また、スキー場で開かれるイベントは今年も豊富。年末は各スキー場でクリスマスイベントやカウントダウン、1月は白馬みねかたでもちつき(7日)やナイトハイク(14日)、2月は白馬岩岳でスノーウオーク(18―19日)、3月は白馬五竜でスノーフェスティバル、4月は八方尾根で八方フェスティバルなど、シーズンを通してイベント満載の冬となる。

マイスターと一緒に白馬の雪山を行く

白馬村では地元を知り尽くした「白馬マイスター」が活躍している。その"白馬の職人"と白馬の自然や風土を楽しむツアーが設定されており、冬は雪山を満喫するコースがラインナップされている。

コースは▽スノーシューで落倉高原ハイキング▽落倉高原でのナイトスノーシューツアー▽岩岳スノーシュートレッキング▽オリンピック競技場でノルディックスキー▽姫川源流・親海湿原でスノーシューウオーク▽「きこりの道」のスノーシュートレッキング▽里山テレマークスキー体験の7種。いずれも雪山の自然が堪能できる。

白馬スノーシュー

スノーシューで遊ぶ

料金・日程はコースによって異なるが、大人3千―4300円で、12月17日―来年3月31日に開催。詳細、問い合わせは白馬村観光局 電話0261―72―7100。

雪山散策の後は温泉で疲れを癒そう。村内に4つの異なる源泉があり、白馬八方温泉や白馬塩の道温泉、白馬かたくり温泉、白馬姫川温泉など多彩な湯が楽しめる。同村観光案内所に隣接する足湯「駅前の湯」を利用するのもいいだろう。

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