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アルプス朝焼け、姨捨夜景ツアー催行 千曲市観光協会

朝と夜の絶景は宿泊してこそ

ひと目十万本と讃えられるあんずの里や、名月の里と称される姨捨の棚田で知られる千曲市。千曲市観光協会が「姨捨夜景バスツアー」に続く、宿泊者向けプランとして、7―9月の土日曜日に「麻績村 絶景のアルプス朝焼けツアー」を催行する。旅行者へのPRや旅行会社に対して宿泊プランとしての旅行商品化も呼びかけている。

7―8月は戸倉上山田温泉を早朝4時20分に出発、5時ごろに麻績村の公共宿泊施設で美しい庭園を意味する名称の「シェーンガルデン・おみ」に到着し、駐車場から朝焼けを見物する。6時10分ごろに戸倉上山田温泉に戻る。9月は出発帰着が30分遅くなる。

ツアーにはアルプス絶景絵はがきのプレゼントと、帰着時に公園朝市会場で味噌汁のサービスが付く。ガイドが付き、料金は中学生以上2千円、小学生1千円、幼児は無料。最少催行人数は4人。旅行業登録を持つ千曲市観光協会が企画催行し、旅行会社へも卸売する。

姨捨夜景バスツアーも引き続き催行する。棚田越しに広がる善光寺平の夜景を楽しめると人気を集めている。戸倉上山田温泉発着で7―9月は毎日(除外日あり)、4―6月と10―11月は金・土曜日の週2日の催行、12―3月は土曜日のみの催行。10人以上は催行日でなくても運行する。

戸倉上山田温泉を20時ごろに出発。JR姨捨駅からは、芭蕉や一茶など多くの俳人に詠まれた「信州姨捨の棚田」を眼下に、奥には善光寺平の夜景が広がる。小さな田んぼ1枚1枚に月が写りこむ「田毎の月」は、稲が大きく育つまでが見ごろ。姨捨の棚田は国の重要文化的景観に選定されているほか、ここからの夜景は日本の夜景100選に選ばれている。

参加料金は、姨捨駅来場記念特別切符や夜景絵はがきが付いて、中学生以上2千円、小学生は1千円。

姨捨夜景バスツアー

「姨捨夜景バスツアー」で
きらめく善光寺平を一望

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