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自慢の郷土料理を囲炉裏端で 10―11月に「いなかご馳走まつり」

村上、関川、粟島で

自慢の郷土料理を、囲炉裏端など雰囲気のある食事処で旅行者に食べてもらいたい。村上市や、隣接する関川村、日本海に浮かぶ粟島(粟島浦村)で10月23、25日と、11月1―9日まで「いなかご馳走(ごっつぉ)まつり」が開かれる。開催日は11日間だけで、各日とも定員がある。9月24日から予約の受付が始まった。

村上市内の会場は「またぎの家」「農家民宿ひどこ」「食堂IRORI」「勝木ゆり花会館」で、料理は食事会場や日付によって異なる。メニューのひとつ「三面川の鮭御膳」は村上名物の鮭づくし料理。鮭の焼漬け、はらこみそ漬、塩引き鮭と白子のみそ漬、鮭の飯蒸しなどが並んで、料金は3千円。

三面川の鮭御膳

鮭づくしの「三面川の鮭御膳」

地元特産品の朝日豚を使った御膳や、鶏肉やごぼう、タケノコ、糸こんにゃく、干しシイタケなどを大鍋で煮る料理で、村上地方では正月やお盆、冠婚葬祭などで用意される「大海(たいかい)」をメーンにした料理もある。

食事会場となる「またぎの家」は、奥三面地区にあった築150年の民家を文化遺産として移築したもの。囲炉裏を囲む食事が思い出に残る。

関川村では11月5日の1日限定で「紅葉の関川おもてなし御膳」をふるまう。おこわや原木なめこ汁、鮭の焼漬け、ぜんまいの一本煮など名物が並ぶ。料金は2千円。

食事会場は東桂苑。国指定重要文化財「渡邉邸」主人の分家にあたる渡邉家の邸宅で、渡邉邸に隣接する。

各会場とも昼食プランの設定で料金は2千円から3千円。食事処の定員は30―40人で、いずれも観光協会などへ予約が必要。

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