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秘境・秋山郷の秋 渓谷と紅葉愛でる/津南

江戸時代の文人の足跡訪ねるイベントも

信濃川の支流である中津川上流に位置する秋山郷。秘境・秋山郷と称され、新潟県側は津南町に位置する。

秋山郷には「新潟の橋50選」に選ばれた橋が3つある。そのひとつ「見倉橋」は木製の吊り橋で、橋自体のシルエットもさることながら周囲の風景、橋から眺める中津川渓谷が絶景。

吊り橋ながら、現在も生活道路として利用されている。映画「ゆれる」の舞台ともなった。紅葉の見どころでもある。紅葉の見ごろは10月中旬から11月にかけて。

見倉橋

新潟の橋50選のひとつ・見倉橋。
中津川渓谷が美しい

秋山郷の入口となるのが見玉不動尊。目にご利益があるといわれて、煎じて飲むと眼病に効くと伝わるメグスリの木がある。境内入口には杉の巨木がそびえ立ち、本堂へ登る石段に沿う岩石の間を流れ落ちる清水は各所に滝をつくる。

10月26日には「北越雪譜」の著者として知られる江戸時代の文人「鈴木牧之」の足跡をたどるトレッキングイベント「秋山郷やすらぎウォーク」が開催される。地元案内人とともに結東、逆巻、清水川原、見倉の4集落を歩く。今もなお残るめずらしい風俗や習慣、雄大な紅葉のなかに身を置いてみてほしい。

昼食は魚沼産コシヒカリのおにぎりときのこ汁。参加費は大人800円、小学生以下500円。集合は結東温泉萌木の里。時間は9―15時を予定している。

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