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湯治豚と米粉パンの手作り体験/松之山温泉

源泉利用の新名物

松之山温泉の旅館や観光事業者でつくる合同会社まんまが昨年、源泉を利用して調理する「湯治豚」を開発したのに続き、今年は「米粉パン囲炉裏焼き」体験プランをつくった。

7月に東京・世田谷の人気パン店「シニフィアン・シニフィエ」のオーナーシェフで松之山出身の志賀勝栄さんが松之山温泉を訪れ、米粉パンの囲炉裏焼き体験を指導した。体験会では志賀シェフが焼き串に、松之山温泉の源泉入りパン生地を巻きつけ、参加者が囲炉裏でじっくりと焼きあげていた。

まんまでは、温泉ローストポーク「湯治豚」と棚田の米粉パン囲炉裏焼き体験ツアーを9月27日、10月4・18日、11月1・15日の土曜日に松之山温泉で開催する。パン生地の形成や囲炉裏でのパン焼きのほか、湯治豚や源泉玉子づくりも体験する。昼食は米粉パンと湯けむり湯治豚サンドイッチ。入浴もついている。

参加費は大人2千円。各日3日前までに、まんまに申し込む。

湯治豚は、塩こうじに漬け真空パックした「妻有ポーク」を松之山温泉の65―70度の源泉に2時間ほどつけて調理する。温泉でじっくり調理するから湯治豚。温泉熱利用の一環で開発したもので、旅館が夕食のメニューに加えている。

松之山温泉では2010年度から環境省が温泉を使って発電するバイナリー発電の実証研究を行っている。発電の可能性を探るだけでなく、温泉熱を活用した地域活性化の取り組みが進められている。

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