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新美南吉のふるさと半田 来年生誕100周年で記念事業

「ごんぎつね」の世界を讃えて

半田市は、昭和初期の児童文学作家、新美南吉のふるさと。記念館を設けるなど顕彰しているが来年、南吉の生誕100周年を迎えるにあたり、市をあげて記念事業を計画している。「ごんぎつね」を生んだ南吉の世界観が半田のまちによみがえる。

南吉は1913年に半田で誕生。数々の名作を送り出したが、29歳の若さでこの世を去った。「ごんぎつね」は知らない者はいないと言われるほどの名作で、素朴で情緒的な作風へのファンは今も多い。半田市には記念館のほか、多くの文学碑が立てられ、ウオーキングコースになっている。

新美南吉

数々の名作を生んだ新美南吉
(写真提供:新美南吉記念館)

記念事業は1月5日の新美南吉記念館での開幕祭からスタート。3月22日には「偲ぶ会」、7月13日―10月下旬は記念館での特別展、7月27日―8月4日は「生誕祭」と題して音楽祭や記念シンポジウムを催すなど、1年を通して多くのイベントを予定している。この機会に名作家の息吹に触れてみたい。

なお、記念館はリニューアルのため、12月1日から休館。来年1月5日に再オープンする。

新美南吉記念館

新美南吉記念館は
年明けにリニューアル

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