観光業界専門紙「トラベルニュースat」おすすめ国内魅力再発見の旅

蒲郡で初の「オンパク」 11月6日まで多彩なプログラム

終了間近! 蒲郡の魅力体感せよ

蒲郡市では10月8日、今年初めての開催となる「オンパクin蒲郡」が始まった。「どっきドキ!新体験あそび100」と題して、蒲郡ならではの多彩な体験プログラムを用意し、海のまち・湯のまち蒲郡の魅力を発見してもらおうというものだ。11月6日まで。

「オンパク」とは大分県別府市で2001年から開かれている「温泉泊覧会」の意。地域の体験プログラムを生かした地域活性化の成功モデルとして注目を集め、全国的に開催する地域が増えてきた。温泉が点在する蒲郡市でも「オンパク的手法」で地域おこしをしようと、別府のNPO法人ハットウ・オンパクなどの協力を得て開催することになった。

体験プログラムのカテゴリーは、「食べる・飲む」「レジャー・スポーツ」「漁業・農業」「文化・産業」「知識・学び」「クラフト・芸術」「ヘルス・ビューティー」「蒲郡魅力人」「祭り・伝統」という多岐にわたるもので、蒲郡の魅力を網羅しているといえそう。

旅館女将が考案したスイーツを味わう「蒲郡女将スイーツカフェ」や旅館若旦那とのノルディックウオーキング、平野屋での芸者文化体験などで、一味違った旅館のおもてなしを。三河湾でのクルージングやシーカヤックは蒲郡の自然を肌で感じられる。三河湾独特の漁法「まんが漁」や干物づくり、蒲郡みかんの収穫は美味しさ満点だ。

三河湾シーカヤック

三河湾でのシーカヤックも
オンパクプログラムの1つ

また、竹島水族館の裏側を探るツアーや伝統工芸・安加比古窯での製作体験、金剛寺の和尚の法話も貴重な体験。ラグーナ蒲郡でのタラソテラピーで健康・美容促進にも挑戦したい。

祭りのメーンは、もう終了したが10月22―23日に開かれた「三谷祭」。江戸時代から続く伝統の祭りで、山車(やま)を氏子が引き回し、八剱神社と若宮神社間を練り歩く。4台の山車が氏子に引かれ、300メートルにわたって海中を進む海中渡御は壮観で、その様子は「天下の奇祭」と呼ぶにふさわしい光景だ。観覧席での観賞と旅館での昼食がセットになったプランも用意された。また来年の機会に。

がまごおり温泉郷の各旅館では、食事と入浴をセットにした日帰りプランを設定。オンパクのプログラムに使用できる大人400円分の利用補助券がつく。

詳しくはウェブサイト(http://taikenplan.jp/gamagori/onpaku/index.html)で。予約、問い合わせはオンパクin蒲郡プログラム事務局 電話0533―66―6255。

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