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愛知へいらっしゃい 観光ガイド、修旅で取り組み強化

産業観光も愛知の武器 三都市圏で教育旅行ガイド本配布

武将観光と並び愛知県観光の双璧をなすのが「産業観光」。トヨタに代表される自動車産業をはじめ陶磁器など、自ら「モノづくり王国」を標ぼうし観光客を誘致してきた。

今年3月には、歴代新幹線車両などを展示したJR東海の「リニア・鉄道館」、世界最大級のドームを有するプラネタリウムを備えた「名古屋市科学館」がオープンするなど、産業観光スポットも増えている。

愛知・名古屋修学旅行誘致促進協議会では3月に「教育旅行&体験学習ガイドブック」を改訂発行した。産業観光のほか環境、歴史などテーマごとに体験プログラムを紹介。産業観光では、洋食器メーカーのノリタケが行っている陶磁器絵付け体験、安城産業文化公園電パークの手作りソーセージ教室などを取り上げている。

また、主要宿泊施設や団体向け食事施設、貸切バス会社などをリストアップ。観光施設データとともに県内の教育旅行に必要なデータを1冊にまとめた。

ガイドブックは首都圏、中部圏、関西圏の中学校と高校の全校に配布している。

3千人でおもてなし 県、観光ガイドを増員

県内で活躍する観光ボランティアガイドを5年後の2016年度に3千人にする計画を愛知県が打ち出している。県民や観光関係団体で組織する県民会議で「おもてなし愛知」を掲げ、その中核としてボランティアガイドを位置づけている。

計画を策定した10年度末、県内では約2200人の観光ボランティアガイドが活動していた。1年以上が経った今年7月現在、任意団体のあいち観光ボランティアガイドの会には59団体が加盟し、総数も2522人に増えた。

今後、国際交流協会や教育委員会の傘下に所属する団体に、観光ボランティアガイドの会への加入を呼びかけるほか育成講習会を定期開催し、ガイドの増加につなげる。

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