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【弥彦温泉】パワー全開 スポット・フード・スパ・スイーツ…ブーム拡大中

弥彦温泉がパワースポットブームに沸いている。越後一宮として古くから人々の信仰を集めてきた弥彦神社。その門前町、弥彦温泉に週末ともなると人があふれる。人々の目当ては願い事成就、勝運獲得、縁結び、パワースポットのご利益だ。

弥彦神社

弥彦パワースポットの総本山・弥彦神社。
スピリチュアル系大家のお墨付きあり!

弥彦神社に対してはスピリチュアル系の大家のお墨付きもあり、ブームの兆しはあった。ただ、ブレイクしたのは今年の4月以降のこと。弥彦温泉観光旅館組合(14軒)が弥彦神社の監修のもと、パワースポットマップと、各スポットの説明を掲載したパンフレットを観光案内所や旅館で配布したところ、初版の5万部が短期間にはけてしまった。

パンフレットで「パワーフード」と称して温泉街の食堂やレストランを紹介したところ、こちらも大入りで、温泉街は一気に活気づいた。

「ブームと言っても、なかなか宿泊までは回ってきませんが、街が元気になるのがなにより」。旅館組合長の河村信之さんも手応えを感じている。

パワースポットとその効能については弥彦観光協会のウェブサイトに詳しいが、1つあげるなら「火の玉石」。願い事を思い浮かべながら石を持ち上げ、軽いと感じれば「成就」、重いと感じれば「むずかしい」。地元の人には「おもかる石」として身近な存在だったが、今年のGWには行列ができたことでも話題になった。

火の玉石

不思議な「火の玉石」。
軽いか重いかはあなた次第

ガイドとともにパワースポットを巡るパワーガイドも行われている。

パワースポットはパワーフード、パワースパ&ホテル、パワーグッズへと分野を広げ、弥彦温泉は今パワー全開だ。

「パワースイーツ」も登場

弥彦温泉街では季節の食材を使った飲食店オリジナルのライスボウル(コシヒカリを使った丼物)をパワーフードとしてアピールしている。パワースポットをお詣りしたら、そのあとの食事は、それはやはりパワーフードでしょう。

というわけで、パワースポットからパワーフード、温泉と旅館はパワースパ&ホテル、お守りやお土産はパワーグッズと、弥彦はパワーに満ちている。

こうしたパワーつながりで最近お目見えしたのがパワースイーツ「弥彦ちょこっ兎(と)」。スイス産クーベルチュールを使用した可愛らしいウサギの形をしたスイーツで、県産イチゴの「越後姫」を使用したイチゴ味をはじめ、7種類の味を楽しめる。もともと弥彦神社には弥彦玉兎(たまウサギ)というお干菓子の銘菓があり、その形状をチョコで再現した。発売に当たっては発表会見まで開いてしまった。旅館組合の売店でのみ販売している。

弥彦ちょこっ兎

ウサギ型の「弥彦ちょこっ兎」。
県産イチゴと弥彦神社銘菓のコラボ

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